隠れ肥満とは？「仙台のパーソナルジムBLOOM」

仙台のパーソナルジムBLOOMのパーソナルトレーナー野田です。

ダイエットやトレーニングに役立つ情報を発信しています。

今回は「隠れ肥満」に関して書かせて頂きます。

・見た目は痩せてるけどお腹がぽっこり、体がぷにぷにしている

・体重は標準or痩せてるけど体脂肪率が高め

・食事量が少ないor偏った食事内容

・運動不足、運動の経験が皆無

・極端なダイエット、極端な食事制限の経験がある

以上の項目に当てはまる場合は隠れ肥満の可能性ありです。

【隠れ肥満とは？/見分けかたは？】

隠れ肥満とは、「BMIが標準値内、もしくはそれ以下にも関わらず体脂肪率が標準値を超えている状態」

簡単にいえば「筋肉量が少なく、体脂肪量が多い状態」ということです。

通常の肥満は体重も体脂肪量も多い状態のことなので、上記のような場合は隠れ肥満といいます。

体脂肪率の平均は「女性で20〜30%」、「男性で10〜20%」が一般的な標準の範囲。

見た目は痩せてるし体重も標準範囲orそれ以下なのに女性で体脂肪率30%以上、男性で20%以上だと隠れ肥満かも。

体重ばかり気にする人も多いですが、体重だけでなく見た目や筋肉量や脂肪量で判断することも大切です。

【隠れ肥満のリスク】

見た目は細ければ細いだけ良い、体重は軽ければ軽い方が良いと思う人もいますが隠れ肥満にはリスクもあります。

①筋肉が少ないため体力がなくなってくる/虚弱体質になる

②糖尿病のリスクが上がる

③ホルモンバランスが崩れる可能性

以上のリスクが上がると考えられます。

当然のことながら筋肉が少ないため体力や筋力は落ちて疲れやすく。

栄養状態やバランスが悪い、筋肉が少なく体脂肪が多いととホルモンバランスが崩れてしまい冷え性や生理が止まる可能性もあり。

筋肉が少ないとインシュリンの感受性が下がり糖尿病のリスクが上がる。

太り過ぎも良くありませんが、隠れ肥満の場合も以上のようなリスクが考えられます。

【隠れ肥満の改善方法 /隠れ肥満の人のダイエット】

見た目は細くて体重も標準orそれ以下だからといえ健康とはいえない隠れ肥満。

どのようにダイエットをして改善していけばいいのか？

体脂肪率を減少させるために必要なことは２つ。

①体脂肪の量を減らす

②筋肉の量を増やす

答えはシンプルでこのどちらかです。

隠れ肥満を解消したい人がダイエットをする際に気をつけることは、

「運動を取り入れずに食事制限のみのダイエットを行わないこと」です。

食事制限だけでも痩せることはできますが、体脂肪だけでなく筋肉量も一緒に減っていきます。

隠れ肥満の人が食事制限だけで体重を減らした場合、筋肉は増えないorさらに減少していくため体重が落ちてもガリガリになるだけ。

見た目を綺麗にしたり引き締まった体にするためには運動や筋トレを同時にとり入れる必要があります。

また、カロリーや栄養を極端に減らすのはNG。

隠れ肥満の人はそもそもカロリーや栄養が不足していたり、栄養バランスが悪い結果が隠れ肥満なためむしろカロリーの摂取量を増やしたり、まずは3食バランスの良い食事を食べるところからスタートすることが大切かもしれません。

すでに痩せてるし普段そんなに食べてる訳でもないのに、食べるのが怖いや食べて太るのが不安に感じるという人もいますが、摂食障害になる前に食事の内容を見直して自分にとって適切な食事の量を把握しましょう。

隠れ肥満体型から抜け出したいのなら

①糖質も脂質もタンパク質もバランス良く食べる

②運動や筋トレを行う、運動習慣がない人はまず活動量を増やす

③糖質制限や断食（ファスティング）などは行わない

以上のことを意識して取り組んでみましょう‼︎

食べる量を増やして筋トレを行うと体重が変わらなかったり逆に増える場合もあります。

体重は増やしたくない、減らしたい気持ちはわかりますが筋肉が増えた分は当然体重は増えます。

体重だけに捉われず見た目が引き締まってきたや体力や筋力がついたなどの変化にも目を向けてみましょう☆